上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.08.14 核兵器の是非
原爆の日に書くつもりでいろいろ考えてたあげく、まとまりませんでした。
少しは真面目に考えてみたいと思います。

核兵器と言うだけで、「反対」と叫びたくなる人は多いようですが、そこで思考ストップするようでは解決は無理でしょう。
質問形式で考えてみたので、できればここをご覧になる方も一緒に考えてみて下さい。


Q1.核兵器は必要か?

あえて前提はつけずに「核は必要か?」で考えてみます。
私の答えはノーです。
必要ありません。


Q2.地球上に核兵器は必要ですか?

地球規模で考えてみます。
やはりノーです。
地球上に住む人類が、地球上の生物を絶滅しかねない兵器を持つ必要はありません。


Q3.現在の核弾頭保有数を見た上で答えて下さい。これらの国々に核兵器は必要ですか?
国名   核弾頭の数
米国    7,006
ロシア   7,802
英国    185
フランス  348
中国    402
印度    30~40
パキスタン 30~50

参照:http://yutaka901.fc2web.com/page0b01.html
数字は2004年の推定数だそうです。
これは核弾頭の数であり、核兵器に使用可能な数となるとロシアで16,000、米国で10,000という数字もあります。
さらにイスラエルは否定してますが、核兵器を所有していると考えられています。イスラエルの推定数は200前後です。
そして近年北朝鮮が核実験を行いました。核兵器に転用可能な数は5~8と推測されています。

この数字を見た率直な意見。
「多すぎだろ(--;)オイ」
各国の情勢を考えずに言えば、必要ないと答えるしかないでしょう。


Q4.あなたの国には敵国があります。その国は核兵器を保有し、照準をあなたの国に向けています。あなたの国に核兵器は必要ですか?

そろそろ具体的な内容になります。
核兵器は最大の抑止力とも言われます。最近は違う意見もあるようですが。
撃ったら撃ち返される。相手を殺せば自分も死ぬ。
これが抑止力と言われる所以です。
そしてまた同時に最大の脅迫の道具ともなります。

敵は核兵器を所有し、いつでも好きな時に撃てる。
気に入らなければ撃つと脅される。
生殺与奪の権は完全に敵国が握っている。
人間はこの状態に、この恐怖に耐え続けられる程強くはありません。
敵国に従えば奴隷の道、逆らえば虐殺。
こういう状況の中で、祖国を家族を友人を恋人を守るために武器を必要とする気持ちまで、私には否定できません。

ただこの考えで行くと、北朝鮮の核を否定することができなくなります。
そこでジレンマに陥ってしまう。

要は相手が信用できない、というのが最大の問題です。
そして設問では敵国は敵のままで、信用ならない存在という前提で考えて下さい。
答えはイエスかノーのみ。

この状況下では渋々ながら「イエス」と答えてしまいます。


Q5.日本に核兵器は必要ですか?

ここからが本題です。
ここでは一切の前提はありません。
何も考えずに答えればノーと言います。


Q6.もう一度核弾頭の保有状況を見て下さい。その国々の中で、日本に向けて照準をつけている国が数カ国あります。
日本は米国と同盟しており、米国は日本への核攻撃は米国への攻撃とみなし、核兵器で報復すると声と態度でそれらの国へ警告してくれいます。
この状況で、日本に核兵器は必要ですか?


米国の核の傘に守られた状態の日本、というこれまでの状況です。
大前提となるのは米国が信用できる国であるということ。
「世界の警察」を自負し、自らを正義と規定したがる米国ですから、同盟関係は信用して良いと思います。
この状況では、必要ないと答えます。

はっきり言いますが、この米国の核の傘の下にあるからこそ、日本は「非核三原則」を表明し、保持してくることが可能だったと考えています。
核に守られているから、非核を維持できる……皮肉な状況だとは思いませんか。


Q7.日本を敵視している国が3ヵ国あります。そのうち2国は友好条約を結んでいるにも関わらず、領土を侵略し、世界中で日本を悪く言っています。
3カ国のうち1国は核ミサイルを日本に照準しており、1国は核兵器を保有し、1国は現在進行形で領土を侵略しています。
この状況下で日本に核兵器は必要ですか?
ただし米国の核の傘下にあるものとします。


今現在の日本の状況です。
前半だけ見れば必要と思ってしまいますが。
「ただし書き」がある限り、必要ではないと思ってます。
日本が核兵器を必要としないためにこそ、米国の核の傘下にあるとも言えます。
けれど議論は必要でしょう。
今の状況が未来永劫続くと思いこむことこそ、最も危険なことですから。


Q8.Q7の状況は変わっていませんが、日本を敵視する3カ国は日米同盟に亀裂を入れようと日々策謀しています。その陰謀により、いざという時米国が日本を守ってくれるかどうか疑問が生じました。米国側にも日本を守るべきかという疑問が生じてます。
敵視する3カ国はますます日本に対する非難を高め、1国は領海侵犯を繰り返し、1国は海軍力増強、1国は毎日のごとく宣戦布告とみなすと叫んでいます。
特に最近核兵器を手に入れた1国は核搭載ミサイルこそないものの、核兵器をいつ日本国内へ持ち込むか、予断を許さない状況となっています。
日本を敵視し、日本への領土的野心を隠さない近隣3カ国がある上、米国との同盟が揺らいでいる状況で、日本に核兵器は必要ですか?


Q4とかぶさる内容の設問です。
この状況下での答えは、私にはひとつしかありません。
誰も守ってくれないなら、自ら守るしかないのです。
こちらからは決して先に使わないと表明し、使われたら躊躇わずに撃つ。
それだけの覚悟を持ってしないと家族も恋人も、大事な人は誰も守れません。
そして今現在、この設問の状況にならないとは決して言い切れません。


8月6、9日は原爆の日、15日は終戦記念日です。
国防とは何なのかと少しですが考えてみました。
国防とは「国を守ること」です。
では国とは何か?
国とは国民の総力の結集だと思います。
国を守るとは「国民を守る」ことに他なりません。
そして国民を守るということは、決して敵を領土に入れないこと、ひいては領土を命がけで守ることにも繋がります。
国民の生命を守るということが国防ならば、文明国・文明人としてしてはならない方法があるとしても、その議論にタブーはあってはいけないと思います。
宋襄の仁を気取ってみたところで、国民を殺して国を失えば、後世から嘲笑われるだけのことです。
いくら高い理想を持っていても、その理想のためにすべて失えば、その本人は満足していても、苦しむのは結局国民となります。
そうならないためにも、国を守るとはなんなのか、そしてその為にはどうすればいいか、ありとあらゆる意見を集めて議論していくということが必要だと思います。

核はいらないとアレルギー的な反応を示さず、核が必要か不要かまずは徹底的に意見を戦わせ、そして不要なら国防をどうするかという道筋をつけることが今ほど必要な時期はないでしょう。

いつか核兵器のない理想の世界を実現するためにも、まずは足下から固めて行くべきでしょうね。





とはいえ日本を敵視する3カ国のように話の通じない国もあるから、理想は永遠に理想のままのような気もしますが┐(´ー`)┌ やれやれ




banner_02.gif e_01.gif

応援クリックお願いします。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hidamarikuroneko.blog74.fc2.com/tb.php/148-34fb5b05
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。